ガラスコーティングの施工を行う為には最低限、以下の設備が必要になります。施工依頼をする前に、以下の設備が揃っているか確認しておくことをお勧めします。
- 施工環境は「完全密閉できる屋内」が基本条件
- 作業場の温度、湿度管理は出来ているか
- 作業場床面は防塵使用がベスト
- 照明設備の完備は必須条件
そのようにお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに一昔前は実際にそうでした。しかし現在は、カーコーティング剤や各種機器やケミカル類や技術の進歩により、ユーザーの皆様は、色々なカーコーティングを選べるようになっています。また同じ車でも、どういう施工を行うかは専門店ごとによって全く違ってきます。しかもコーティングは目に見えない商品のため、ユーザーサイドが専門店や技術者の「質」を判断するのは難しいものです。
専門店や技術者の良し悪しは、決してホームページのキレイさや魅力的な広告文で表せるものではありません。キレイなHPや魅力的な広告文は、お金をかければ誰にでも出来ることです。技術者の良し悪し以前に安さを売りにしたカーコーティングも多々ありますが、安いコーティングには安いコーティングなりの理由があります。カーコーティング作業自体、全てが技術者による手作業のため、細部まで手をいれて一点の曇りもないように磨き仕上げるには、決して安い費用で抑えられるものではありません。
本当に信頼できるカーコーティング専門店とは、ホームページのキレイさや魅力的な広告文、プライスではなく、「いかにユーザーサイドに立った物の見方をしているか」が重要だと考えます。
このページでは、トラフィックにおける施工経験や、お客様の声、業界内の同志の情報をもとに”失敗しないための”「信頼できるカーコーティング専門店の選び方」をまとめました。
施工環境は、日中の光や外部のチリや砂埃の侵入を最大限防ぐために、大きなガラス戸やシャッターで作業場をシャットアウトできることが基本条件です。
下地処理作業やコーティング剤を塗布する作業中に、チリや砂埃などがボディの表面に付着すると、ボディに新たなダメージを与えたり、コーティング剤がボディに密着するのをさまたげてしまう原因になり兼ねません。
それに、日中の光が差し込む場所での施工は、乱反射のためキズの状態を正確に判断することが難しくなるので、外の光を遮断するシャッター等は必須条件です。コーティング施工における各作業工程は、とてもデリケートなんです。屋外は勿論のこと、施工環境がビニールカーテンなどで仕切った半室内といった専門店は論外です。
トラフィックの施工環境は、車を最大5台収容可能な大型スペースに、 大型ガラスサッシ、外の光を遮断する大型シャッターを備えた、完全密閉可能な屋内施設です。
コーティング剤の塗布作業において、作業空間の温度、湿度管理は非常に重要です。コーティング剤は、温度が高いと塗布したそばから乾き始めるため、ムラが出やすくなります。ムラが出てしまうと均一な膜を形成することが出来ません。
湿度が高いと逆に乾きづらくなるため、初期硬化が遅れてしまい、コーティング膜の実用強度が出るまでに時間がかかってしまいます。最低限、空調が完備され一定の温度を保てる空間を持った専門店を選びましょう。トラフィックでは、大型空調機器2台を備え、一年中コーティング施工に最適な温度、湿度を保っております。
作業スペースが打ちっぱなしのコンクリートだと、歩くたびに砂埃が舞い上がります。その砂埃が、コーティング施工においての全ての作業(特にポリッシュ作業)に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。防塵塗料は静電気を抑え、砂埃が舞うのを最大限防ぎます。
また、作業スペースは車を移動させる際どうしてもタイヤの摩擦等で汚れてきます。定期的に防塵塗料を塗り替えし、常にキレイな床面を保っている専門店が優良と言えるでしょう。トラフィックの作業スペースの床面は、防塵塗料であることは勿論のこと、キズを見やすくするために光の反射を極力抑えるライトグレーにし、一年に一度は床全面を塗り替えることにより、常にキレイな状態を保てるよう心掛けております。
コーティング施工における各作業工程の、どの工程においても塗装の状態、キズの状態を的確に判断することはとても重要なことです。様々な照明の種類・数・角度を色々なパターンで組み合わせた環境で作業することで、はじめて車の塗装面を最良の状態に仕上げることが出来ます。
どんなに経験を積んで、どんなに腕が良くても、照明設備が悪ければその腕を発揮することは出来ません。コーティング施工にとって照明設備を充実させることは、それほど重要なことなのです。最低限、水銀灯、メタルハライドランプが設置されているかを確認して下さい。トラフィックでは、水銀灯6灯、メタルハライドランプ3灯に加え、LPLブロムライト4灯、大型蛍光灯40灯(110W 2367mm)を備え、これら特殊照明を最適なパターンで使い分けることにより、常にベストの状態で施工を行なっております。
自動車管理者賠償責任保険とは、お客様からお預かりしました自動車を保管・管理している間に、保管・管理者の過失(接触事故等)によって「破損・紛失・盗難」させてしまい、法律上の賠償責任が生じた場合に、保険金(修理費・示談、訴訟費用)が支払われる保険です。
お客様の大切なお車を預かりするにあたり、細心の注意を払うことは当然のことですが、万が一の場合を想定して賠償責任保険に加入することは必要と考えます。
勿論トラフィックは自動車管理者賠償責任保険に加入しており、お預かりしている間に何か問題がおきた場合には、保険によって全て保障されますのでご安心して愛車をお預けいただけます。
隅々までキレイに施工するため、そして作業をスムースに行うためにコーティング下地処理前にパーツ(ナンバープレート、ウインカー、スポイラー、エンブレム等)を外すことは基本です。例えば、サイドに付いているウインカーやエンブレム周りなど、外してからでなくては、まともな施工は到底できません。パーツの取り外しには手間も時間もかかりますが、一部のスキもなく車全体をキレイにするには重要な作業です。
短時間、低価格を売りにしている専門店では、この基本作業を行っていない場合が多く見受けられます。問い合わせ時に、「パーツを外してから施工しているか」と訊いてみると良いでしょう。
トラフィックでは、作業をスムースに、特にポリッシュ(磨き工程)を完璧におこなうため、ナンバープレートはもちろん、ウインカー、ワイパー、必要となれば、スポイラー、エンブレム類をあらかじめ取り外してから施工を始めます。
「短時間、低価格でキレイに!しかも高性能」ユーザーからみれば、これほど魅力的なものはありません。しかし現状では、短時間、低価格で仕上げられたものがキレイで高性能であることは、まずありえません。コーティングの価格のほとんどは、作業に費やした時間工賃で決まります。まず、短時間で仕上げているということは、一台に付き3~5人体制ということです。
例えば4人施工体制として、全員が同等の高レベルな技術を持っているとは考え難い話です。要は「車全体を均等に磨くことが出来ていない」ということです。また低価格であるということは、「一人一人の技術料が安い・すなわち技術が低い」ことを表しています。コーティング施工が技術者による手作業である限り「安かろう・良かろうは無い」ということです。
一人施工体制は「時間がかかり施工料も高くなる」などと否定的な意見もありますがそうは思いません。私としては、「一人の施工者が一人の助手を付けて一台の車を徹底的に仕上げる施工方法」が理想と考えます。
例えばあなたは「最高の刀鍛冶技術を持った刀匠が打った100万円の日本刀」と、「見習いが4人で打った30万円の日本刀」のどちらを選びますか?中には30万円の日本刀で満足される方もいるとは思います。しかしトラフィックは、値段が高くても最高の技術で最高のコーティングを提供することを誇りとしています。
「ガラスコーティング」とインターネットで検索すれば、カーコーティング専門店がたくさん存在することを確認できるかと思います。それらの専門店は、コーティング施工請負の看板を掲げている、いわゆる「プロフェッショナルショップ」です。しかし、車のコーティング施工業というものは、国家資格や、それに準ずる様なものが存在しません。極端な話をすれば、コーティング屋の看板を掲げれば誰でも「カーコーティングのプロ」を名乗れる訳です。それだけにコーティング専門店は、いわゆる「質」を問われます。
自らプロを名乗るのであれば、カーコーティングに関する知識、技術に精通しているのがあたりまえです。見極め方としては、電話やメールなどでありったけの疑問や質問などをぶつけてみて、適切なアドバイスや回答が帰ってくる専門店が優良と言えるでしょう。トラフィックでは、カーコーティングに関することならどんな些細な事でも、他店のカーコーティングについてでも「今さら訊くの恥ずかしいな~」なんて事も、ご理解、ご納得いただけるまで、とことん対応させて頂きます。
お客様が持ち込まれる車は新車であったり経年車であったり千差万別です。新車なら特に問題はないのですが、問題は経年車です。それも10年落ち、20年落ち、時には30年落ちなどもあります。リペイント(再塗装)されている車は、それほど問題はないのですが、当時の塗装そのままの車への施工はかなりの技術と知識、そして経験を要します。一部の専門店では、経年劣化等により塗装面の状態が悪い車の場合、施工を断るケースがあります。
しかし技術と知識さえあれば、人の手に渡らず何十年も屋外に放置されたような車でも施工可能なのです。程度こそありますが、塗装さえ残っていれば現状よりは必ずキレイになります。実際には、カーコーティング専門店に車を持ち込むお客様にもそれなりの知識があり、そこまで状態の酷い車を持ち込まれるケースはほとんどありませんが、とにかく、どんな状態の車も断らずにお客様の要望に出来る限り対応してくれる店こそが、信頼がおける専門店と言えるでしょう。
トラフィックに持ち込まれる車の中には、他の施工店において、「塗装にダメージを受けすぎていてとてもキレイには仕上げられない」「塗装膜が薄すぎて磨けない」と判断された為カーコーティングを断られた、というお客様がご相談に来られることがよくあります。しかしそのほとんどは、トラフィックにおいては問題なくキレイに仕上げられる程度のダメージです。当店は創業以来、お客様のご依頼をお断りしたことは一度もありません。
皆様の中には「ブラックの塗装は軟らかくキズがつきやすい」と考えられている方も多いと思います。しかし磨いている面は基本的に車体色上のクリアー層ですから、ブラックも他色の塗装同様の性質です。ブラックは「他色に比べキズが光に反射しやすい為キズが目立つ」という事がそう思われている原因かと思います。
ただ一部の国産車種とソリッドブラック(クリアー層なし)は、少し軟らかい傾向にあるのも事実です。ブラック系の塗装面は乱雑にポリッシュ(磨き)した場合、ガラスコーティング剤を塗布したそばからキズが浮かびあがるように目立ちはじめます。このことが、一部の専門店がブラック系の車体色を敬遠する理由として挙げられます。
このように「ブラックは磨きに対してごまかしの効かない難しい色」と言えますが、下地処理技術、特にポリッシュの技術がしっかりしていればこのようなことにはなりません。濃色の車体色、ブラック系の車体色の施工を断る専門店は論外と考えてください。見極め方としては、HP上に濃色、ブラックの車体色の施工例が多く掲載されているかどうかを確認して頂ければ、ある程度の判断はつくかと思います。トラフィックでは、濃色車はもちろんのこと、ブラック、ソリッドブラックの車体色を持つ車でも問題なくキレイに仕上げる技術を持っております。
車は同じメーカー、車種、年式、カラーであっても塗装の質はそれぞれ異なります。施工前にそれぞれの車における塗装の性質を正確に把握することは、非常に重要です。何故ならば、塗装の質によっては、ガラスコーティングの効果が半減してしまう場合があるからです。塗装の性質は大きく分けて「水分が浸透しやすい」「水分が浸透し難い」の2つに分けられます。そしてそれらを更に「硬くて滑らない」「硬くて滑る」「軟らかくて滑らない」「軟らかくて滑る」この 4つに分類する事が出来ます。
それぞれの車の塗装が「どういう性質なのか」を正確に見極めることによって、機材やケミカル(コンパウンド等)を選定することが初めて可能となります。勿論、各機材の性能や各ケミカルの特性を熟知していないと正しい選定はできません。
塗装の性質を見極める技能、各機材、ケミカルについての知識使いこなす技量、それぞれを全て備えた専門店は優良と言えますが、それを見極めるには、直接専門店に「塗装の質の検査をして欲しい」という質問をして、適切な回答があるかどうかで調べてみては、と思います。トラフィックでは、事前に塗装の質の無料検査をしてから、ガラスコーティングを施工させていただいております。塗装の質を検査し正確に把握することは、それぞれの車にあったガラスコーティングを施すことにつながります。
5層6層といったいわゆる多重層コーティングは、その言葉のイメージとして「層を積み重ねることにより厚い膜ができる」という感じに捉えられがちですが、そのほとんどが化学的根拠に乏しく、ただ塗り重ねるだけのコーティングです。簡単にいえば、層(膜)同士がうまく結合しない、ただ混ざり合っているだけのものです。
それら多重層コーティングの問題点として、「コーティング膜がうまく形成されない」「塗装面への密着が弱い」といった欠点が挙げられますが、これは、一度塗布したコーティングを拭きあげる、という施工上必要な作業にも問題がある為です。この作業はコーティング剤が乾く前に余剰分を拭きあげる為に行うのですが、拭きあげる際に膜の形成に必要な分まで拭き取ってしまうので、塗装面に均一に膜を残すことができません。
それどころか、層と層の間の分子結合力が弱い為塗装面に付着した汚れがコーティング膜の分子間を抜けて塗装に染み込んでしまいます。そうなると汚れが取れなくなるどころか、 光沢も徐々に失われていき、塗装を傷めてしまう原因にもなります。ポリマー複合のものなどは、ポリマーの油分がチリ、埃等を吸い寄せるばかりか、それらを原因として、レンズ効果によりシミ、陥没を引き起こすことが多くあります。 現状では、5層、6層、ポリマー複合といった多重層コーティングは選択から外したほうが良いと考えます。
よく「石英ガラスと同程度の9Hの硬さを持つガラスコーティング」という宣伝文句を見かけますが、車のボディ表面にこのコーティングを施工しても、表面の硬度は9Hにはなりません。ガラスコーティング皮膜の厚みは約0.3ミクロンほどのため、いくら膜の硬度が高くてもコーティングの硬度は車の塗装面の硬度に依存するものなのです。
例えば、金箔(厚みは1ミクロンほど)を豆腐に貼り付けたらどうでしょう。豆腐は金の硬さになりますか?いいえ、箸で簡単に崩せるはずです。このように、コーティング膜の硬さを全面的に押し出す専門店は、コーティングに関する知識レベルが低いと考えられますので、選択から外すのが懸命かもしれません。
コーティングの強度が塗装膜に依存することはご理解いただけたと思います。では、何がコーティングの強度を決めるのかというと、それはコーティング皮膜の完全形成と密着度です。
いかに分子レベルで隙間なくコーティング膜を塗装面上に完全形成させ、それをいかに塗装面に長期間密着させるかが、コーティング強度の鍵です。
ではキズの付きにくさとは何が決め手かというと、それはコーティング皮膜上の摩擦係数の低さです。簡単に言うと「どれだけ表面がツルツルか」ということです。「表面がツルツル」というのはコーティング剤の性質にもよりますが、基本的に下地処理の技術に依存します。
「ツルツルのガラス」と「擦りガラス」どちらにキズが付きやすいでしょうか?「キズの付きにくいコーティング=光沢度の高いコーティング」 ということもご理解して頂けると思います。
安い商品は、やはり価格相応に早く壊れやすいものです。長い目で見るとけっして安い買い物とは言えなくなってしまう事が多々あります。ガラスコーティングも同様、安いコーティングは安いなりの効果しかありません。それどころか、本来車の塗装を守るためのコーティングであるはずが、逆に塗装を傷めてしまうものも少なくありません。これでは本末転倒です。中には、保証とは言い難い内容を堂々と掲げているひどい業社もいます。
「車を磨き、コーティングを施工する」という作業は、皆様が想像する以上に複雑で難しく奥の深い仕事です。「キズを一本消す」たったこれだけの作業においても、知識・技術・設備といった色々な複合要素を全て結実させなければキレイにキズを消すことは到底出来ません。
優良な専門店とは、言い換えれば「ユーザーサイドに立ち、自分の仕事に何が必要か常に考え、それら全てを実践している専門店」だと考えます。先述した内容をご参考にしていただき、皆様がご自分の愛車を安心して預けられる信頼できる優良な専門店に出会えることを、切に願います。
※直接、当店へ来ていただいても構いませんが、留守の場合もございますので、ご来店前に必ずご連絡ください。
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